原神×クロスアンジュ 第93話『もし、静水流転の輝きがすり抜けていたら』
『召使』アルレッキーノ「もし、アンジュが私の武器を引けずにフリーナ殿の武器を引いたらどうなっていたのか、見せてもらえないだろうか」
ナヒーダ「いいわよ」
もしもの世界に繋がったアルレッキーノの意思
アンジュ「フリーナ、どうなるか分かってるわね?」
ヴィヴィアン「んふふ……フリーナのことが大好きなファンと一緒にお茶会だよ!」
フリーナ「君達!
いきなり僕を縛り上げて連れて来て、お茶会って何なんだい!?
璃月との定期食事会に呼んでくれればいいじゃないか!」
ヴィヴィアン「フリーナのファンが、フリーナと一緒にお茶会したいって言うから。
ここでクイズです!そのフリーナのファンって、誰でしょう?」
フリーナ「……クリスかい?」
クリス「ハズレ。
あたしはフリーナがどんな反応するか見に来ただけだし」
フリーナ「そうか!
僕のファンってのはアンジュのことだったのか!
いやぁ、美しい戦姫アンジュの心を掴むなんて、僕ってやっぱり罪な女なんだね!」
アンジュ「別に嫌いじゃないけど、ファンってわけじゃないわよ」
ヴィヴィアン「答えはこちらでした!」
『召使』アルレッキーノ「私だ」
フリーナ「ひぃっ!!」
リネ「お父様、フリーナ様とお茶会が出来るって本当だったんですね」
リネット「フリーナ様がお父様に会ってくださるなんて、私も初めは半信半疑だったけど、本当だったなんて嬉しいです」
フレミネ「僕はコーヒーは苦手だけど、紅茶なら飲める……」
『召使』アルレッキーノ「フォンテーヌの大スターとお茶会が出来ると聞いて、子供達と一緒に来たんだ」
ヴィヴィアン「答えは、暖炉の家の人達とお茶会、でしたぁ!」
『召使』アルレッキーノ「それにしても、縛り上げて連れてくると言うのは、些かやりすぎだな」
リネット「だってフリーナ様、お父様を怖がってますし。
こうでもしないと逃げられますから」
『召使』アルレッキーノ「何故だ……私はこんなにもフリーナ殿を応援しているのに」
フリーナ「(口をパクパクさせてて声にならない)」
クリス「エンターテイナーであり、スターでもあるなら、ファンの願いには答えてあげないとね?フリーナ?」
アンジュ「さあフリーナ、お茶会を始めましょうか」
『召使』アルレッキーノ「フリーナ殿が好きそうなチーズケーキを持って来たんだ。
暖炉の家の子供達にも人気なんだ。
是非みんなで食べよう」
リネット「私はフリーナ様に逃げられて、落ち込むお父様を眺めながらのお茶会になると思ってワクワクしてたけど、まさかの展開で驚きでした」
リネ「リネット、最近お父様にアタリが強いな……」
フレミネ「この前お父様が連れて来た胡蝶って子(原神×クロスアンジュ第23話『パラメイル第一中隊のライダースーツ、新調する』)、機械に詳しくて僕と話が合うんです」
クリス「フリーナが怯えながらお茶飲んでケーキ食べるところを眺めながら食べるケーキも美味しい。ふふ……」
フリーナ「(もうヤケだ!)何、チーズケーキだと!?
このケーキの味は!ムシュー・カマンベール!
何という劇的な体験か!
これはただの菓子ではない、『豊穣と背徳の円舞曲(ワルツ)』だ!」
『召使』アルレッキーノ「喜んでもらえて、何よりだ」
フリーナ「口に運んだ瞬間、レモンとライムの『清涼な開幕(オープニング)』が始まり、その直後、クリームチーズの『重厚なコク』という、究極の『悲劇のクライマックス』が押し寄せてくる!そして、この下の……サクサクとした『タルト生地の土台』!
これは、崩れ去りそうで崩れない、フォンテーヌの正義そのものを示している!」
アンジュ「流石フォンテーヌの大女優……演技がかってるけど」
フリーナ「こんなに濃厚なのに、後味が『神の裁き』のように清らかだなんて!
……ああ、これを創り出した人間こそ、真の天才(アルチザン)!
一刻も早く、この感動を『美食の演目』として、フォンテーヌ全土に上演しなくてはならない!
是非、このケーキと合う史上の苦みあるコーヒーを一緒に!
スメール産のエスプレッソが良い!」
フレミネ「ごめんなさい、フリーナ様。
僕、コーヒーダメなんです。
出来れば香りも避けたい……」
『召使』アルレッキーノ「そうだったな。
フリーナ殿、すまないがコーヒーではなく紅茶ではダメだろうか」
フリーナ「ひぅ!
あ、あぁ……全然構わないさ、あは、あはははははは……」
戻って来た召使
『召使』アルレッキーノ「ふむ。
フリーナ殿には、チーズケーキが良いか。
今度お土産に持って行くときは、是非そうしよう」