原神×クロスアンジュ 第81話(2/3)『世界樹が見せる破滅の光景』

この話には四肢欠損などのグロ描写、集団レイプなどの描写があります。

刻晴がサリアを裁いた場合の世界線

ナヒーダ

ナヒーダ「……それと刻晴は、サリアとアンジュの喧嘩を見て
『璃月なら終身刑だ』
『ずっと日の届かない璃月の地下の石牢で、二度と太陽を拝めると思わないで』
『アンジュにしたことを、死ぬまで反省し続けなさい』
なんて言ったわよね?
その時に刻晴がアマリの目を潜り抜けてサリアを連れ帰っていた世界線を、世界樹が記憶していたの。
刻晴には、とても厳しい世界線だけど……
世界樹が記憶していたと言うことは、刻晴が選んでいた世界線があると言うこと。
だから、刻晴はこれを知る必要があるわ……
とても厳しく悲しい未来だけど、見ておいで」

刻晴

刻晴「そんな世界線が……もう、どんな世界線にでも最後まで付き合いますよ」

もしもの世界に繋がった刻晴の意思。璃月の深い地下の石牢

刻晴

刻晴「入りなさい」

サリアは首に縄を繋がれ、手錠をかけられたまま石牢に入れられた。
ずっと泣いていた。

サリア

サリア「ごめんなさい……ごめんなさい、刻晴……
あなたにだけは、見られたくなかった……私達の血と硝煙にまみれた汚い所を……」

刻晴

刻晴「謝るなら私じゃなくて被害者のアンジュでしょう。
電気アンマにグレープフルーツクローにオマンコ天国?
……よくもまぁ、そんな汚いことを考え付いたものね。
あなたがしたことは、アンジュ以上に凄惨で醜いことをしたのよ。
その自覚はあるの?」

サリア

サリア「……刻晴。私は貴女の瞳を汚してしまったことは謝るけど、アンジュに謝るつもりは無いわ。例え、あなたに殺されてもね」

刻晴

刻晴「あなたねぇ……!
あれはファデュイ並に残虐な拷問だわ」

サリア

サリア「刻晴、あなたには、綺麗な未来を見据えて歩んで行って欲しかった……あなたは、理想の私そのものだったのだから」

刻晴

刻晴「……冗談じゃないわ!
私は、あなたとは違う。
私は、あんな野蛮な真似、死んでもするものですか!
……正式な裁判は凝光に申請して手続きが終わってからだけど。
……璃月七星・玉衡の名の元に宣言する。
二度と太陽を拝めることは無いと思いなさい。
残りの人生は、毎日被害者に向けて懺悔するのね」

そして翌日、璃月港の上空に展開する新生エクスクロス。
ゼルガード(アマリ)
ヴィルキス(アンジュ)
テオドーラ(ヒルダ)
レイジア(ジル)
焔龍號(サラマンディーネ)
レイザー(ヴィヴィアン)
グレイブ・ロザリー・カスタム(ロザリー)
ハウザー・クリス・カスタム(クリス)
ハウザー・エルシャ・カスタム(エルシャ)
アーキバス・ヴァネッサ・カスタム(タスク)
龍王丸(ワタル)が展開する。

璃月人A

町人A「あれは何だ?」

璃月人B

町人B「新生エクスクロスだ!
スチームバード新聞で見たことある!
何故、璃月の空に……」

ジル

ジル「こちら新生エクスクロス、前司令官のジルだ。
サリアを返してもらおう」

アマリ

アマリ「私は魔従教団教主、アマリ・アクアマリンです。
聞こえますか、凝光さん?
璃月七星・玉衡の刻晴は、アル・ワースの人間がアル・ワースで喧嘩をしたことを理由に、あろうことか璃月の法律を適用してサリアさんを攫って行き、璃月の裁判で裁こうとしています。
これは拉致・誘拐です。
サリアさんに対する重大な人権侵害です。
私達アル・ワースに対する主権侵害であり、挑戦です。
これから1時間以内にサリアさんを開放して連れて来なさい。
さもなくば、新生エクスクロスは力づくでサリアさんを奪って行きます。
……もしサリアさんに危害を加えたら、ここ璃月港は炎の海になると心得なさい」

同盟だと思っていた新生エクスクロスが牙を剥いたので、この声を聞いた民はパニックに陥った。

璃月人A

町人A「玉衡は何てバカなことをしたんだ!
異世界の人間が異世界で事件を起こしたから捕まえただって?
そんなの俺達に何も関係ないじゃないか!返してやればいいだろ!」

璃月人B

町人B「逃げようとしたらビームライフルを近くに打ち込まれたぞ!
街が……建物が……!」

璃月人C

町人C「うちは子供が小さいんです!
助けて!」

和璞鳶を構えた魈が飛び出てくる。

魈

魈「貴様等……覚悟は出来ているな?」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「おぉっと!
降魔大聖、サリアさえ返してくれれば、うちらは何もせずに帰るよ。
でも、あんたが先に攻撃してきたら……
1時間待たずにうちらは全軍で攻撃するよ?
民を守るべきあんたが、ここ璃月港を戦場にする気かい?仙人サマ?」

魈

魈「……」

鍾離

鍾離「双方、そこまで!」

魈

魈「……帝君、危険です。お下がりください!」

鍾離

鍾離「誠に申し訳なかった。サリアは無事だ。
精神的に少し参っている様子だったが、今は凝光が彼女の服を着せている。1時間なら恐らく間に合うだろう」

アンジュ

アンジュ「……鍾離。その言葉、信じていいのね?
生きてるけど鞭で100発打たれたとかだったら、ディスコード・フェイザーを100発璃月港にブチ込むわよ」

ヒルダ

ヒルダ「生きてるけど、アンジュの股間を蹴り上げたり出来ないように、両足を切ったとかかもな?」

アンジュ

アンジュ「だったら刻晴の両足を切り、100人の璃月人の両足を叩き切ってやるわ」

ロザリー

ロザリー「生きてるけど、グレープフルーツクローを汚い行為だって言って、両腕を切ってるかもな!」

ジル

ジル「……その時は、アンジュに代わって私が復讐する。
刻晴と100人の璃月人の両腕を叩き切る。
この義手(右手)に賭けてな」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「んふふ……スパロボXのアンジュは比較的マイルドになってたけど、原作アンジュは自分の国の民ですら、『助けて』と言われても無視し、見捨てられて逆上した民に銃を向けられたらヘッドショットして蜘蛛の子を散らすように散らしたからね。
アンジュが本気になったら、やっちゃうよ。
あたし、四肢切断のR-18G動画をGoogle Pixel9にたくさん撮影しちゃお!
タイトルはね~、『癇癪玉衡がアル・ワースを弾圧し、サリアを石牢に繋いだ結果、璃月は地獄になった件』で!
リアルタイムでテイワット全土に配信しちゃうよ、あははっ!」

エルシャ

エルシャ「鍾離さん。
私は鍾離さんの言葉を信じます。
ですが、サリアちゃんに傷一つでもついていたら、その時は私達は容赦しません」

タスク

タスク「鍾離さん。
俺はアンジュの騎士だ。
アンジュが守りたい人は、俺の守るべき人でもある。
アンジュがサリアを守ると決めたなら、俺はそれに従うだけだ」

ワタル

ワタル「鍾離先生……
どうして刻晴さんは、サリアさんを連れて行ったの?
アンジュさんとサリアさんが酷い喧嘩をしたってのは聞いたけど、それなら二人でお互いにごめんなさいして終わりだと思うけど?
連れて行ったら、サリアさんとアンジュさん、仲直りも出来なくなるのに……」

鍾離

鍾離「……ワタルの言う通りだ」

ワタル

ワタル「それにアンジュさんもアマリさんも……本気で怒ってる。
アマリさんは、僕は来なくていい、って言ってたけどサリアさんは僕達の仲間だから。
だから……頼んで一緒に来た。
でも……アンジュさん……ちょっと怖い。
一緒にドアクダーを倒した時よりも、よっぽど……」

アンジュ

アンジュ「怖がらせてごめんね、ワタル。
私は、あんたやテイワットと関わって、若干丸くなってるように見えただろうけど。これが私達の姿でもあるのよ。
私達ノーマは、世界に生きることを否定された存在だから、世界を壊してでも生き抜いて来た。
仲間の自由を奪うものは、何が何でも粉砕する。
私達が生きることを否定する世界なんかブチ壊して、それでも私達は生きる。
そうやって生きて来たんだから、私達は。
……アマリ、その時になったらワタルのことは、あなたが守りなさい」

ヴィヴィアン砲・本気モード もしも刻晴がサリアの足を切っていたら。世界樹が見せる、最悪の分岐点

アンジュとジルの「100倍返し」の報復を聞いた璃月の町人のパニックは更に大きくなる。
更にヴィヴィアンの撮影宣言も、恐怖を煽った。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「泥棒は二度と盗みを働けないように手を切り落としたりするよね?
あたし、世界樹の世界線で『もし刻晴が、二度とアンジュの股間を蹴り上げたり出来ないように、サリアの足を切り落とした世界線』を見つけたんだよね。
璃月のみんなにも見せてあげよう!ヴィヴィアン砲、本気モードをご覧あれ!」

ヴィヴィアンのレイザーが超高画質なムービーを、360度全光景に映し出す。

ヴィヴィアン砲・本気モード もしも刻晴がサリアの足を切っていたら

凝光が車椅子に座らされたサリアを押して来る。
その両足は、ふとももから先を切り取られており、包帯が巻かれていた。

サリア

サリア「(か細い声で)ごめんなさい、アレクトラ……
私、あなたの後を継いで歩いて行くって決めてたのに……
アンジュとも、もう二度と喧嘩できなくなっちゃった……
私達の勝負、決着付ける機会を永久に失っちゃったね……」

凝光

凝光「私が裁判を受けて入れば、『璃月の司法の管轄外だ』と言って無罪にしたのに……!
刻晴は裁判も飛ばして、石牢の中でサリアの両足を切り落としていたのよ……
これは例えサリアが璃月人だったとしても許されない愚行よ。
誠に、誠にお詫び申し上げる……!
刻晴は懲戒免職し、必ず法で責任を追及することを契約するわ……!」

ジル

ジル「サリア!サリア!
……貴様等!サリアが、私達が、どんなにエンブリヲに虐げられて来たか!
サリアはな……泥水を啜り、血反吐を吐いて、リベルタスを経て、やっと自由を掴んだんだ……私の後を継いで歩み始めたんだ!
それを、よくも……!
……アンジュ、アマリ、好きにしろ。
こんな国、もう守ってやる必要は無い」

アンジュ

アンジュ「……愚かね。
あの女の責任追及なんか、鞭打ちでも国外追放でも、どうでも良いわ。
あなた達は今、あなた達自身の未来を捨てたのよ」

アマリ

アマリ「重力のGRAVITON!! 安眠のSREEPING!!」

鍾離

鍾離「ぐっ……(重力波に掴まり、身動きが取れなくなる」

ワタル

ワタル「あれ……眠い……サリアさんを助けなきゃ……いけない……のに……すぴー……すぴー……」

魈

魈「帝君!」

ヒルダ

ヒルダ「おっと、降魔大聖。
あんたの相手はアタシだぜ」

ロザリー

ロザリー「もう止まらねえぞ、あたし達は!」

クリス

クリス「絶対に許さない……!」

エルシャ

エルシャ「……最低最悪のゲス国家よ。璃月」

タスク

タスク「一歩間違えればアンジュが足を切られてもおかしくなかった……
アンジュの大切な仲間にこんなことをするお前達は、エンブリヲ以下だ!」

アマリ

アマリ「業火のドグマ、INFERNO!!」

アマリの地獄の業火が璃月港の四方を囲む。
璃月の民が一人たりとて逃げられないように。

アマリ

アマリ「ここから先、ワタルくんには見せられないので、寝かせました。
……サリアさんのこと、ワタルくんにどうやって説明するか、私は考えておきます。
璃月でクレオパトラを出してサリアさんが模擬戦の訓練していたら事故が起きた、とか……?
それも、かなり苦しいですよね……。
何で璃月に行けなくなったの?って聞かれたら……
サリアさんの意思に反してクレオパトラが暴走して、璃月が滅んだ、とでも言うのがベターなのかしら……
ああ、もう……ワタルくんに何て言えば良いんですか!
幾ら『サリアさんは僕達の仲間だから、僕も助けに行く』と言われても……
やはり、連れて来るべきでは無かったですね……
では、アンジュさん、どうぞ」

アンジュ

アンジュ「……100人の足を切ってやると言ったわね。
有言実行よ。女子供も関係ない!」

そう言うとアンジュはヴィルキスで一人ずつ掴み、ラツィーエルで両足を切り落として行った。
ドッコサク、チャンチャン、璃彩、鶯、一然、石商、山ばあやなど老人も子供も大人も男も女も関係なく。
千岩軍はサラマンディーネとタスクとエルシャの高度からのビームライフル、対ドラゴン用アサルトライフルの射撃によって壊滅させられていた。
神の目を持つ中でも実力者である申鶴、行秋、重雲、胡桃は既にサラマンディーネのディスコード・フェイザーで粉々に粉砕されていた。
1時間前まで平和だった璃月港は、地獄絵図に代わっていた。

アンジュ

アンジュ「サリアの足を返せないなら、この国に自分の足で歩ける人間なんて一人も必要ない!」

ジル

ジル「サリアがどれだけ刻晴に光を見出し、私に語ってくれたか……
まさか、その正体が、『理解できない者は、裁判も飛ばして身体を欠損させる特権意識と差別の国』だったなんてな……」

サリア

サリア「もう、誰も止められない……
私だって、アンジュが刻晴に両足を切られて『サリア、これでアンジュがあなたの股間を蹴り上げることはなくなったわ』なんて言ったら、同じように璃月を業火に包んで100人の民の両足を切る……
だから、もう誰もアンジュやアレクトラやアマリを止められない……」

不卜廬に入れられていた甘雨と、甘雨の様子を見に来ていた刻晴が出て来る。

甘雨

甘雨「皆さん、刻晴さんにだけは手出しはさせません!
民草なら1000人でも2000人でも差し上げますが、刻晴さんに手出しをするなら私が相手です!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「甘雨。アンジュは復讐として刻晴の両足を切り落とすけど、その方が甘雨に取っては嬉しいんじゃない?
自分の足で歩けなくなった刻晴を、死ぬまで介護できるよ?」

甘雨

甘雨「……それは、とても魅力的ですね!
毎日、項垂れて私だけを頼る刻晴さん……」

アンジュ

アンジュ「邪魔するな!」

ヴィヴィアンの言葉に気を取られた甘雨に、アンジュのラツィーエルが閃き、甘雨の両腕を斬り飛ばす。

甘雨

甘雨「きゃあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

アンジュ

アンジュ「黙っていれば刻晴を抱きしめることも出来たのに、それも叶わなくなったわね。
失せろ、変態麒麟!次はその首を撥ねるわよ!」

刻晴

刻晴「なんで……どうして……被害者であるアンジュが加害者であるサリアを庇うのよ!?くっ……」

刻晴は剣を抜いたが、雷神の神の瞳は光らなかった。

アンジュ

アンジュ「どうして、ですって?
あんた、それすら分からないわけ?
雷神の瞳が光らなくなったのは、それが理由よ!」

100人の璃月の民の両足と、甘雨の両腕を切り落としたラツィーエルで、刻晴の両足を切り落とす。

刻晴

刻晴「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」

魈

魈「ぐっ……ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
貴様等……!!何と……何と野蛮な!!
絶対に、絶対に許さぬぞ!!
例え我が身が滅ぼされようとも、一人でも多く貴様等を地獄へ道連れにしてくれる!!」

アンジュ

アンジュ「野蛮?ノーマには最高の誉め言葉だわ。
アル・ワースで起きた喧嘩に璃月の法律を当てはめて、サリアの両足を切ったあなた達は野蛮じゃないの?えぇ!?
そちらが璃月の法を押し付けて来るなら、私達はノーマの法を押し付けてやるだけよ!
『やられたら100倍返し』
『仲間の自由を奪うものは、何があっても絶対に粉砕する』
それがノーマの法よ!!」

鍾離

鍾離「……100人の民の足で、怒りは収めてもらえるのか。
それとも1,000人か。
すべての民の足を切り落とせば、ノーマ達の怒りは晴れるのか」

魈

魈「帝君!どこまで我慢なさるおつもりですか!
どこまで日和見なさるのですか!
最早、彼奴らは言語道断!
絶対に許してはなりません!
我々で殲滅すべきです!
我と帝君が全力を解放すれば、彼奴らの半数くらいは道連れに出来ます!民の無念を晴らさねば……!」

鍾離

鍾離「愚か者!!
……契約を破り、先に彼女達の自由を、そしてサリアの足を奪ったのは、俺達だ。
なら契約に基づき、代償を払うのも俺達だ……!!
見よ。神の目を持つ者達も、留雲借風真君も、歌塵浪市真君も、削月築陽真君も、理水畳山真君も、皆……彼女達の烈火の如き怒りに焼き尽くされてしまった……!」

魈

魈「……!!」

鍾離

鍾離「……しなかったものを」

魈

魈「帝君……?」

鍾離

鍾離「こんなことになると分かっていれば……人間に統治を任せたりしなかったものを……!!」

鍾離はアマリの重力波で地面に縫い付けられたまま、両手を地面に叩きつけ、その両の瞳から岩をも溶かす勢いで熱い涙を流した。

魈

魈「帝君……貴方様が、そのような言葉を……
我は、一体何のために……
数千年も魔を滅して璃月を守ってきた結果が、これか……これなのか……!!
う……ぐおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

魈は業障に身を焦がし、人の姿を失って暴れ出す。
魈の背中に魔神の羽根が生え、少年の形を失い、獣へとその姿が変わっていく。

ヒルダ

ヒルダ「やらせねぇ!」

ロザリー

ロザリー「させるかよ!」

タスク

タスク「足止めだ!凍結バレット!」

アマリ

アマリ「安眠のSLEEPING!!」

魈は最後の理性で眠っているワタルか、刻晴が両足を切ったために車椅子で動けないサリアを人質に取って戦況を少しでも手繰り寄せようとしたが、ヒルダとロザリーが押さえつけ、タスクが凍結バレットで凍らせ、アマリのドグマで眠りにつかされた。
この世界線の魈は完全に妖魔と化しており、絶望と憤怒の中で眠りについた魈の意識は、二度と仙人として目覚めることは無かった。
氷が解けた後の彼は、最早生きとし生ける者を恨み、滅ぼして回る妖魔となり果てたのだ。

鍾離

鍾離「魈……お前まで……!
誇り高き降魔大聖が、幼子や傷病人を人質に取ろうと試みて制圧されるなど……!すまぬ……すまぬ……!」

そこにネフェルと夜蘭が現れる。

ネフェル

ネフェル「……凄いね、この光景は。
血生臭い場面は慣れてるつもりだけど、こいつは地獄絵図だよ」

夜蘭

夜蘭「もう、終わりね……この国は」

アンジュ

アンジュ「ネフェル、何をしに来たの。
あんたまさか璃月を守りに来たわけ?」

ネフェル

ネフェル「冗談じゃない。
こんな差別国家、スメールで差別されてきたあたしが守ってやるわけないだろう?
夜蘭さんから聞いたんだよ。
もし、ラウマやヤフォダがサリアと同じ目に合わされたら、あたしだってアンジュと同じことをするだろうね。
サリアの両足の高性能義足を、ナド・クライ随一の天才技師であるアイノに作ってもらうことにした、ってことを伝えにね。
アイノの腕は確かだ。
あたしの腕(義手)も、ヤフォダの腕(義手)も、アイノに作ってもらったからね」

アンジュ

アンジュ「……何のつもり?」

ネフェル

ネフェル「知っての通り、あたしはスメールの砂漠出身で教令院に差別されて来た。
だから、アンジュの怒りもサリアの絶望も……痛いほどに分かるんだ。
……だからだ。それじゃ不満かい?」

アンジュ

アンジュ「……だけど、サリアの心が壊されたことまでは治せないわ。
サリアは、刻晴に自分が失ってしまった光を、高潔さを見出していて……
私がネフェルに感じていたのと、同じ気持ちを感じてたのよ。
だからこそ守りたかったのよ、私達は。
私達が持てなかった、普通の幸せって奴を……
それを最悪の形で裏切られたんだから」

ネフェル

ネフェル「……そうだね。
この国を全滅させたいなら、そうすればいい。
あんた達にはその権利があるからね」

ネフェルの介入のおかげで璃月は完全に滅ぶことは避けられたものの、首都を灰塵にされ、大勢の障害者を生み出してしまった結果、彼らに対する障害年金や国の補償も払わざるを得なくなった。
国の労働力も著しく減った結果、『商業の国』であった璃月は、一転して最貧国へと転落した。
そして同時に、怒りと憎しみと悲しみに耐えきれず業障に飲まれ、妖魔になり果てた魈が暴れる、危険地帯に成り下がっていた。
当然、璃月は長くは持たず、時と共に滅び去り……
1000年後には『第二のカーンルイア』として、近隣国家には語られることとなる。
『かつて繁栄を極めた都だったが、異世界を侵略しようとして返り討ちにあった』と記される歴史となった。

ヴィヴィアン砲ココマデ

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「そう言えば刻晴は、サリアがアンジュにオマンコ天国して呼吸を奪ったことを汚いと言って、『呼吸が出来ない相手に何とか言ってみなさいだなんて!次は私があなたに同じ苦しみを与えてあげるわ』なんて言ってた世界線があったな~、霧切の廻光をサリアの喉に突きつけて。
その場合はアンジュどうする?」

アンジュ

アンジュ「その時は、100人の璃月人の喉を切り裂くか、璃月港の中心部にピレスロイド(ガンダムF91のバグのような、人を切り裂く小型機)を100体バラまいて、片っ端から切り殺してやるまでよ」

ヴィヴィアン砲・本気モード もしも刻晴がサリアを層岩巨淵・地下鉱区で強制労働させた場合

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「あ、もう一つ面白い世界線を見つけたよ。
『刻晴がサリアを層岩巨淵・地下鉱区で強制労働させた場合』ね。
両足を切った場合よりはマシだと思う?
ところがどっこい!
女として絶対許せないことが起きてるよ!
璃月のみんな、特に男性陣は背筋が寒くなる世界線を見てみな!」

ヴィヴィアンのレイザーから360度全方向形式の超高解像度ムービーが流れる。

新生エクスクロスの制圧部隊が璃月を制圧し、突入部隊(アンジュ、ヴィヴィアン、サラマンディーネ)が層岩巨淵・地下鉱区に突入。
サリアを奪還した後。

サリア

サリア「あ……アンジュ……」

アンジュ

アンジュ「サリア……あんた、これ……」

クレオパトラはおろか武器も取り上げられ、炭鉱夫たちの中に若い女一人で放り込まれたサリア。
外界と何か月も断った、荒々しい炭鉱夫たちに『異世界の、罪人の女』と認識された結果、何が起きるかは明白だった。
サリアを襲ったのは炭鉱の仕事なんかではなく、集団レイプされて廻されたのだ。
そして、それを璃月と言う国が黙認していた。
サリアを抱き上げたアンジュだったが、サリアの股と口と肛門と身体中についた精液が、全てを物語っていた。

サリア

サリア「……私、汚れちゃった。
100人以上に廻されて、多分妊娠してしまってる……」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「なんと……なんと卑劣な……!!」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「ふ~ん。璃月って男から女への性犯罪に対しては寛容なんだね?
女から女への性的暴力(サリアからアンジュへの電気アンマ、オマンコ天国。アンジュからサリアへの金的蹴り、おっぱい天国)は、文句言うクセに。
サラ子姫、仮にサリアが正式な罪人だったとしても、これは許されることじゃないでしょ?
指導者目線からご意見もらえる?」

サラマンディーネ

サラマンディーネ「当然です。
魔女裁判があった時代まで歴史を遡っても、罪人は男女分けられていました。
風紀が保てないからだけではありません。
男たちが女を奪い合って、自滅するからです。
そして……そもそもサリアさんは罪人ですらありません。
正当な根拠も無く、刻晴が拉致したのですから。
……エンブリヲですら、己以外の男が女を好き勝手に凌辱することは許しませんでした。
ジュリオがノーマ達を虐殺した時に、『酷いことをするものだ。こんなことを許可した覚えは無いのだが』と言って、クリスさんを含め数名のノーマを生き返らせたことがあるくらいです。(アニメ13話)
エンブリヲの場合、単に自分の趣味に合わないから見たくないだけでしょうけど」

アンジュ

アンジュ「……ヴィヴィアン、ピレスロイドを用意しなさい」

そして、璃月港に戻って来たヴィルキス、焔龍號、レイザー。
アマリの重力波と地獄の業火で逃げられない璃月の民。

アンジュ

アンジュ「璃月のクズ男ども!
サリアの身体は格別だったでしょうね?
一人のノーマを汚いオス猿の炭鉱夫どもが寄ってたかって……!
サリアが私にしたことは、確かにレズレイプ紛いだった。
でも、奥底には私に対する情念、愛情が歪んでいたけど、確かにあった。
私を失いたくないと悲鳴をあげた。
しかし……アンタ達は己の肉欲を満たすためにサリアを……慰み物の消耗品として扱い、肉便器にしやがった!
女をナメたらどうなるか、教えてやる。
ヴィヴィアン、やりなさい」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「あいよ!
タスク、ワタル、絶対に機体から降りちゃダメだよ。
ピレスロイドは人間を選べないから。
ま、ワタルはアマリが眠らせてるから大丈夫か」

タスク

タスク「ああ……一人の女の子を寄ってたかって集団レイプなんて、男として、絶対に許せない。
それが正義だと?法だと?ふざけるのも大概にしろ……!
そんなものが正義だと言うなら、俺は悪でも構わない!
エンブリヲですら、そんなことはしなかったぞ!」

ヴィヴィアンはピレスロイドを1,000体放つ。
ターゲットは『男性の生殖器』
ピレスロイドは刃を回転させ、熱源・センサーで次々に男性器を切り刻んでいく。
璃月の男達から悲鳴が上がり、人も仙人も全ての璃月人男性は子供に至るまで『性交不能な身体』にされてしまった。
全璃月人の男性が性交出来ないと言うことは、純粋な璃月人は生まれなくなり、璃月人と言う概念は1,000年後には無くなっていた。

甘雨

甘雨「刻晴さん!
璃月の男達は全員去勢されましたから、これで刻晴さんを男に取られる心配が無くなりました!嬉しいです!」

アンジュ

アンジュ「……はぁ?」

甘雨

甘雨「サリアさんの件は、刻晴さんが悩んだ結果なら、それが正しいんです。
アンジュさんをレズレイプしたサリアさんをレイプさせると言うのは公平じゃないですか?
それに妊娠というのは本人が心から嫌がってたら妊娠しないんです!
だからサリアさんは炭鉱夫たちを誘惑して誘って、内心では喜んでたんですよ。
刻晴さんと同じ顔をしていながら男達に股を開くなんて、全く、破廉恥な。
妊娠したくないなら、射精を受ける時に腹に力を入れて拒否すれば良いじゃないですか」

アンジュ

アンジュ「……その汚い口を閉じろ!」

アンジュのヴィルキスの拳が甘雨の顎を砕き、両足をラツィーエルで切り裂く。

甘雨

甘雨「~~~~~~~~~~~~~~!!!」

甘雨は両足を切り落とされ、その場に蹲って倒れる。
顎を砕かれたため、悲鳴すらもくぐもった響きにしか聞こえない。

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「甘雨、キリスト原理主義者みたいなことを言うね?
じゃあアマリ、過去の時代からエンブリヲを召喚してみ。
エンブリヲに刻晴を犯させよう。嫌がってたら妊娠しないんでしょ?」

アマリ

アマリ「いいですよ……過去のエンブリヲとドグマで通信するので待ってくださいね……ああ、断られました」

エンブリヲ

エンブリヲ「私の所有物(サリア)を、薄汚いサルどもの欲望のままに汚させた女を私に抱けだと?
その女は私の愛を受けるに値しないな。
それに、その世界は、炭鉱の荒々しい男達しかいない空間に若い女を一人入れたらどうなるか、そんなことも分からない無知で野蛮な女が国のトップなのか?
私の作る新世界には、馬鹿な女は要らない」

ヴィヴィアン

ヴィヴィアン「エンブリヲにすらフラれるなんて、もう笑えないね」

アンジュ

アンジュ「タスク。エンブリヲの代わりに刻晴を犯す?」

タスク

タスク「アンジュ、冗談きついぞ。
こんな女相手じゃ、俺だって起つものも起たない。
バカ言わないでくれ」

アンジュ

アンジュ「悪かったわね」

アンジュはヴィルキスのラツィーエルで甘雨の首を撥ねた。

アンジュ

アンジュ「刻晴が犯されるところを見れば少しは甘雨も理解するだろうと思ったけど、とことんまで使えないわね。エンブリヲ。
この変態麒麟は、サリアの被害を軽んじた時点で殺すことは決まってたけどね」