原神×クロスアンジュ 第73話『ヴィヴィアンのビックリドッキリ☆お昼の放送 サリア編』
新生エクスクロス、基地食堂内(ランチタイム)。
ヴィヴィアン(放送の声)「ぴんぽんぱんぽーん!
今日のお昼の放送は、あたしが担当。
と言うか勝手に始めたんだけどね。
それじゃ、ヴィヴィアンのビックリドッキリ☆お昼の放送 サリア編行くよ!
サリアの本棚から拝借してきた『サリアの秘密のノート テイワットのカップリング編 アルハイゼン×カーヴェ その1』を、読むよ!」
サリア「(食べてたラーメン吹いて)げほっ!ごほっ!」
アンジュ「サリア、アンタ……そのリアクション、もうお笑い芸人にでもなったらどうよ」
ヒルダ「ある意味ピッタリかもな」
クリス「うんうん」
ロザリー「ヴィヴィアンと組ませたら、それだけで笑えるぜ」
サリア「アンタ達を叱ってる場合じゃない!放送室に行かないと!
ヴィヴィアァァァァァァァァァァン!!!」
サリアはラーメンを食べかけのまま放り出して食堂を出て走り出した。
その間にもヴィヴィアンの放送は続く。
カーヴェ(ヴィヴィアンの声で)「ラウマは僕と相性が良かったけど、LUNA2で僕はきっとネフェルに出番を奪われてしまうんだ……
今まで僕の独壇場だった、豊穣開花が……僕の存在意義が……
きっと今度からはネフェル、ニィロウ、ラウマ、バーバラでパーティーを組まれてしまうんだ……」
アルハイゼン(ヴィヴィアンの声で)「何を言っているんだ、カーヴェ。
お前はウチに永久就職すれば良いだろう(絶対言わないであろう優しいトーンで)」
カーヴェ(ヴィヴィアンの声で)「アルハイゼン……君がそんなことを言うなんて……」
アルハイゼン(ヴィヴィアンの声で)「今日はタフチーンが食べたい日だな」
カーヴェ(ヴィヴィアンの声で)「ははっ、良し、材料を買ってくるよ!とびっきり美味しいのを作ってやるから、待ってろよ!」
サブマシンガンを構えたサリアが放送室に突入してくる。
サリア「こらぁぁぁぁぁぁぁ!!ヴィヴィアン!!……あれ?」
サリアが放送室に入ったところ、サリアが目にしたのは、ヴィヴィアンの音声を流しているカセットテープだった。
カセットテープから延々とサリアのノートを読み上げる恥ずかしい内容(しっとりねっとり)が流れてくる。
それを再生して基地内に流すという仕組みだった。
ちなみ今は「タフチーンをアルハイゼンに『あーん』して食べさせるカーヴェ」のところが流れていた。
サリア「ヴィヴィアンはどこ!?あの悪魔のドラゴンはどこに行ったの!」
刻晴「ヴィヴィアンならスメールに遊びに行ったわよ。ナヒーダ様とカレー食べてくるんだって」
甘雨「勝手に次回予告(多分守られない)、次回は甘雨×刻晴、タイトルは『純愛の果てに』」
サリア「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(カセット機器を銃撃して破壊)ヴィヴィアン!!覚えてろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
でも食べかけのラーメンは勿体ないので、サリアは落ち着いてから残りを食べていたが、麺が伸び切っており、微妙そうな顔をしていた。(ノーマは食べ物を粗末にしない)
スメール
ヴィヴィアン「カーヴェの能力は唯一無二で代えが利かないし、出番が無くなったりはしないと思うけどね。
ナヒーダ様、このカレーシュリムプうまし!」
ナヒーダ「ナツメヤシキャンディもあるわよ」
ナヒーダが席を外した時に、サリアのノート暴露事件を知ったカーヴェが怒鳴り込んでくる。
カーヴェ「ヴィヴィアン!僕とアルハイゼンがラブラブだなんて、よくもそんなデタラメをっ!
僕の人脈と知識を使って探し出すのは、苦労したんだぞ……
君がアル・ワースに帰る前に見つけ切れて良かった!
さあ、覚悟は良いな?今から君を僕の作った迷宮に閉じ込めて、三日三晩、僕の建築論を聞かせてやる!覚悟しろよ、ヴィヴィアン!」
ヴィヴィアン「おや、カーヴェ。でもあれ描いたのはサリアだよ?文句言うならサリアに言いなよ。あたしに言うのはスジ違いさ」
カーヴェ「む……だがっ!
それを基地内放送で面白おかしく読み上げたのは、君だろう!
サリアに怒りを逸らそうとしても、無駄だからな!」
ヴィヴィアン「……」
カーヴェ「さあ、行くぞヴィヴィアン!」
ヴィヴィアン「うぇぇぇぇぇぇん……そんな本気で怒らなくったっていいじゃん……サリアに構ってほしくてやったことなのに、カーヴェがいじめるぅぅぅぅ……」
カーヴェ「な、な、何ッッッ!?!?(急に泣き出したヴィヴィアンに驚き)」
アルハイゼン「カーヴェ……大人気(おとなげ)ないぞ。
カフェで子供を怒鳴りつける奴があるか」
カーヴェ「アルハイゼンまで!
いや、そもそもアルハイゼンも巻き込まれてるんだぞ!
悔しくないのか!」
アルハイゼン「俺がどう思うかは論じてない。
ヴィヴィアンが人並み外れた能力を持つのは確かだが、彼女がまだ子供であることは事実だ。
白昼堂々と大人の男が女子供を怒鳴りつける……こんなところを見つけたら、俺でなくとも止めるだろう。
一般常識で考えろ。君がいつも言ってることだろう。
『周りがどう思うか考えろ』とな」
カーヴェ「うぐっ……」
ヴィヴィアン「うぇぇぇぇぇぇん、アルハイゼン、助けて~!
カーヴェがあたしを三日三晩自分の建物に閉じ込めるって!(コソっと舌を出す。ウソ泣き)」
アルハイゼン「言ってたな。俺が証人だ……おい、セノ」
セノ「幼女監禁未遂の現行犯だぞ、カーヴェ。
これは言い逃れ出来んな。ちょっと教令院まで来てもらおう」
カーヴェ「待て待て待て!僕は何もしてない!」
セノ「『まだしてない』だけだろう?
未遂も立派な犯罪だ。教令院まで来い。
素直に応じれば説教くらいで済むが、拒んだら悪質として、実刑も有り得るぞ」
カーヴェ「何でこうなるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
セノに引きずられていくカーヴェ。
戻ってくるナヒーダ。
ナヒーダ「あら、どうしたの?」
アルハイゼン「なんでもありません。ただ幼女誘拐犯を掴まえただけです」
ヴィヴィアン「ありがと、アルハイゼン。
お礼にこれあげるね。エスプレッソコーヒーだよ!
かなり苦いから、始めの一口で苦みを調べてから砂糖を入れるといいよ」
アルハイゼン「ああ、受け取っておこう」
後で話を聞いたサリアの反応。
サリア「カーヴェ、可愛すぎる……それにヴィヴィアンに仕掛けて行って、誘拐犯に間違えられてアルハイゼンとセノに怒られて済むだけなんて、マシな方だものね。
本気でヴィヴィアンを追い詰めたら、間違いなくヴィヴィアン砲が出て来てしまう。
きっとアルハイゼンは、ヴィヴィアン砲がカーヴェに向かって発射される前にカーヴェを避難させてあげたんだわ……尊いッ!尊すぎる!」