アルハイゼンと一緒に仕事をするフィッシュル 後編
ダーリ遺跡に入っていった一行。
キノコンの集団に襲われる。
アルハイゼン「鏡閃(元素スキル)」
フィッシュル「断罪の名に置いて!(元素スキル)」
激化反応が起きる。
アルハイゼン「少なくとも戦闘に置いては及第点だ。元素反応も良く理解しているようだな」
フィッシュル「メギストス卿と術をフュージョンさせたもうと、我が配下まで痛手を被ってしまうわ。
書記官殿、貴方の運命はこの断罪の皇女の雷撃の力を得てこそ輝くのよ!」
オズ「お嬢様は、『メギストス卿と元素を合わせると感電反応してしまって、私も仲間もダメージを食らってしまうから、激化が出来るあなたにお願いね。私が支援するから』と仰ってます」
セノ「モナ、何か見えるか?」
モナ「ちょっと待ってくださいね……あれですね」
モナが指し示したところに、高い位置に雷元素の元素石碑が置かれていた。
しかも、死域のエリア内に。
セノ「……確かに、あそこまで登っていくのはしんどい。
それに、死域の中に元素石碑があるため、危険だ。
中に入って魔物を捌きながら、元素石碑を殴るのは辛いところだ……
草神様の懸念した通りだったな。
フィッシュル皇女殿下。アルハイゼンのサポートは俺が代わろう。
アルハイゼン、俺、モナの3人でカバーする。
弓で元素石碑を狙い撃ちしてくれ」
フィッシュル「この断罪の皇女の華麗なる弓術を崇めよ!」
その瞬間に死域は晴れたが、それと同時に目覚めた遺跡守衛が襲い掛かってくる。
アルハイゼン「ぐぅっ!!」
鍛えているアルハイゼンであっても、機械の力には敵わず、吹き飛ばされる。
腕をグルグルと回しながら近づいてくる遺跡守衛。
アルハイゼン「……背中は壁か。まずいな」
モナが足止めしようとするが、遺跡守衛は重量が重すぎて、モナの元素スキルでは足止め出来そうにない。
アルハイゼン「……これは、腕の1本や2本は覚悟しないといかんか」
アルハイゼンが覚悟を決めたその時、フィッシュルの重撃が遺跡守衛の目玉(弱点)を射抜く。
アルハイゼン「……よくやった。理論の演劇!(元素爆発)」
フィッシュル「黒き翼よ、昼夜を切り裂きなさい!(元素爆発)」
二人分の元素爆発が激化反応を起こし、遺跡守衛を破壊した。
モナとセノも周りのキノコン退治が終わったところだった。
フィッシュル「書記官殿、沙汰は?」
オズ「お嬢様は、貴方様の怪我を心配しています」
アルハイゼン「……ありがとう。助かった。腕の1~2本は覚悟していたからな。
骨折でもしたら、本を読んだりコーヒーを飲むのに支障を来たしてしまうところだった。
それに、俺が怪我をして帰ると、あの同居人(カーヴェ)がうるさいからな。
助かったよ、皇女殿下」
フィッシュル「……!!(ぱぁっ、と顔が明るくなる)」
セノ「アルハイゼンが中二病のロールプレイに付き合うとは、珍しいな?」
アルハイゼン「ピンチを助けてもらった礼だ。二回目は無い。
死域は浄化出来た。これで上場だろう。
一旦スメールに戻ってから、礼金を払おう」
モナ「礼金……!書記官さんお金持ちだし、フィッシュルが書記官さん助けたから、ちょっと弾んでもらえるかも……!」