死にたがりの胡桃にお説教する蛍と鍾離先生
胡桃「と言うわけで、海灯祭を祝して!」
蛍「海灯祭を祝して、死にたがりの堂主」
胡桃「いきなりアタリがキツくない!?」
香菱「うん、まあそりゃあね……胡桃、お父さんのことを気にかけて命を張るのは仕方がないのかもしれないけど、命を掛けるのと命を捨てるのとは全然違うんだよ」
雲菫「私を含めて、胡堂主が居なくなったら悲しむ人が沢山いることを、忘れないでください」
胡桃「別に私は死にに行くつもりじゃなかったよ?お父さんが自分の使命をしっかり果たすことが出来ず、おじいちゃんや軽策荘の人達に大きな迷惑をかけたことを娘の私が償うのは、至極当然のことじゃない?」
凝光「堂主……誰も貴女にそんなことを求めてないわ」
蛍「と言うか、璃月には社畜しかいないのか!刻晴と甘雨も大概社畜だけど、仕事で死ぬことを顧みないのはアンタくらいやで、胡桃」
胡桃「え?」
蛍「え?」
刻晴「確かに、私は自分が出来るから限界までやってるだけだし」
甘雨「私は半仙ですから、人間とは持久力が違いますし」
蛍「アンタ等も大概だけどね……上司が休まないと部下も休みづらいってものよ」
刻晴「……気を付けるわよ」
甘雨「……気を付けます」
蛍「良い?胡桃。生きるときに生きて、死すべき時に死す、それが歴代の往生堂の教えなんでしょ?
貴女まだ生きているんだから。だったらしっかり生きて、そして死になさい。
歳を取って、人生を謳歌して、老いて、ね。死に急ぐことは無いんだよ」
胡桃「堂主の私に死生観を説教するとは、旅人は良い器してるねぇ?」
蛍「私の考えた言葉じゃないんだけどね。昔、ある映画で聞いた台詞だよ」
パイモン「オイラ、旅人って500歳以上って聞いたけど」
蛍「パイモン、レディの年齢にツッコミ入れない」
鍾離「だが、旅人の言ってることは正論だ。
堂主、君には自分の人生を謳歌する権利がある。
君は自然に往生堂を継いだが……
もし君が結婚し、子を設けたとして、その子が自分は往生堂を継がない、自分は冒険者になるんだと言って聞かなかったら、どうする?」
胡桃「うーん……そりゃあ、出来るだけ自分の子供の選択を尊重はしたいけど、私の代で往生堂を潰すわけにもいかないからね。何か方法を考えるさ」
鍾離「例えば?説得しても意思は固く、応じなかったとしたら?」
胡桃「そうなるともう、往生堂を継げる逸材を育てるしかないねぇ。
それか、鍾離先生に継いでもらうか。
あ、でも年齢的に私より鍾離先生の方が年上だし、私より先に死んじゃうか。あははっ」
パイモン「………(なぁ旅人、胡桃って鍾離の正体を知らないんだっけ)」
蛍「………(そうだよ、パイモン)」
鍾離「つまり何を言いたいのかと言うと、だ。
堂主がもし往生堂を継がずに、冒険者や詩人やチ虎魚の丸焼きを売る仕事についていたとしても、それは君の人生で、君の権利だということだ。
天権も言ったことだが、誰も君に命を張ることを強要などしない」
胡桃「はいはーい……分かってるって。私が自分で選んだ道だから」
香菱「と言うわけで、胡桃の好物の水煮魚とエビ蒸し餃子、おあがりよ!」
胡桃「ひゃっほぅ!流石、香菱!」
香菱「でも、反省させるために清心とスライムの液体炒めも食べさせたいな」
胡桃「……流石、香菱」
鍾離「ハハッ、おとなしく香菱殿のお叱りを受けておけ、堂主」
胡桃「鍾離先生……そういうこと言うと、香菱に先生専用の海鮮丼作ってもらうよ?」
鍾離「……すまん」
胡桃「ところで旅人~、やっと私の魅力を理解してくれた?」
蛍「そうだね、胡桃への好感度上がったよ。
もしテイワットを旅し始めた頃に見てたら、胡桃大好き!ってなってたかもしれない」
胡桃「よーしよし、それじゃ早速次の私のPUに向けて、今からガチャ禁しようか?千織に続けて完凸目指そう!」
蛍「あ、それは無理かな」
胡桃「どーしてよ!?」
蛍「だって胡桃、結局、召使に火力や取り回しで勝てないし」
胡桃「ぐほぁっ!!」
蛍「それに胡桃って、1凸がスタートラインだけど……まだ無凸だし。
お父様は10連で2枚引き決めたから、既に1凸だし
胡桃「げふぁっ!!」
蛍「お父様のモチ武器取ろうとしたけど、申鶴が2天井持って行ったから原石ないし。12000円持っていかれたし。だから胡桃結局、武器ないし」
胡桃「残業して稼いできて!」
蛍「やだ!!」
胡桃「そこをなんとか!!」
蛍「なんともならない!!」